type
着火の際の焚き付けにいいのよ!
針葉樹
- 着火★★★★☆
- 火持ち★☆☆☆☆
- 脂(ヤニ、木の油成分)が多く水濡れに強い
- 脂を多く含むので勢いよく燃える
- 燃やした時の香りを楽しめる
一般的に脂(ヤニ、木の油成分)を多く含むため広葉樹と比べると水濡れに強い。脂を多く含むので勢いよく燃える反面、比重が小さく火持ちがしないため、頻繁に薪を投入する必要があり、薪ストーブで利用する場合は広葉樹より多くの薪が必要になる。また、脂が多い事で煙や煤も多く出る為、薪ストーブでは煙突掃除の頻度が多くなってしまう。焚火でも煙が多くなり風向きを考える必要が出てくる。反面、その燃えやすさから焚火や薪ストーブのメインの燃料としてでなく、着火の際の焚き付けに向いている。脂が多いため独特の香りを持っている樹種が多く燃やした時の香りを好む愛好家もいる。広葉樹より乾燥が早く10㎝程度の太さの原木なら半年程度の乾燥で薪として利用できる。
比重が重火持ちが長いのよ!
広葉樹
- 着火★★☆☆☆
- 火持ち★★★★☆
- 薪ストーブや焚火の薪として利用
- 熾き(薪が炭化し炎を上げずに燃える状態)が多く出る為
焚火や薪ストーブ独特の暖かさを楽しめる
一般的に脂が少なく火付きが悪いが比重が大きいため火持ちがよく、薪ストーブや焚火の薪としてメインの燃料で利用される。燃やした際に「熾き(薪が炭化し炎を上げずに燃える状態)」が多く出る為、遠赤外線を出しながらゆっくり燃えて、焚火や薪ストーブ独特の暖かさを楽しめる。火付きが悪いため着火の際の焚き付けには向かない。「比重が大きい=硬い」樹種であるため薪割りの苦労は針葉樹と比べ物にならない。力いっぱい振り下ろした斧が広葉樹の丸太にゴムのように弾かれる瞬間は無力感さえ感じさせられる。10㎝程度の太さなら最低、1年間は乾燥させる必要があります。
usage
使いやすさ早わかり MAP
※体積当たりの重さ、水(比重:1)と比較した乾燥している時の重量。比重が大きい樹種ほど火持ちが◎。樹種による比重はあくまで参考値で製品の比重を保証するものではありませんので、ご了承ください。
what type do you need ?
針葉樹FAMILY
ミセス
比重: 0.55
比較的脂が少なく比重も重く安定してゆっくり燃える木。燃やした時に特有の臭い臭いが出る為、外での焚火向き。
比重: 0.41
脂に「ヒノキチオール」という香り成分を持ち独特の清々しい香りがあり、「火の木」と言われるほど勢いよく燃える最適な木材。
比重: 0.38
建材でお馴染みの良い香りの木。ヤニ(脂)が多いため煙や煤も多く、脂の多さから勢いよく燃える為、うってつけの焚き付けの木。
広葉樹FAMILY
比重: 0.83 / 火持ち: 最上
薪の王様として最高の火持ちと火力を誇る。樹種により比重:0.9 を越える。備長炭で有名なウバメガシは水とほぼ同じ比重の0.99。
ダンディ
比重: 0.82 / 火持ち: 上級
硬さのわりに割り易く薪割りの際に達成感を味わえる。楢に似ていて見分けがつきにくいけど、違いが分かるようになれば、あなたも薪マスター!
比重: 0.81 / 火持ち: 中級
ツバキ油を含むためか広葉樹の中では比較的煙が多い木。建材として壁の横から突き出して棚の支えの木にするほど強靭で弾力がある。
小
比重: 0.81 / 火持ち: 上級
他の果樹と同じで硬さのわりに水に濡れるとカビ易く朽ちやすい。梅の果実に似た酸っぱい香りがする。
ミスター
比重: 0.68 / 火持ち: 中級
寺社仏閣の柱や梁に使われ、乾くと石のように固くなる頑丈な木。切った断面で判別できる匂い。火持ちも良く青みがかった炎が上がる。
比重: 0.67 / 火持ち: 中級
熾き(おき)が残りやすく、ゆっくりと遠赤外線を出しながら燃えるため長く薪ストーブ独特の暖かさを味わえる木。
お
比重: 0.65 / 火持ち: 中級
燃やすとほんのり甘い香りが立つ。比重も重く火持ちもするため香りと暖かさどちらも楽しめる木。甘い樹液の誘惑で蟻や虫にご注意を!
比重: 0.60 / 火持ち: 中級
キャンプや BBQ で桜を燃やして肉を焼けば燻製や別格の肉料理が楽しめる。薪ストーブの飲食店では営業時間中あえて桜を燃やし香りを放つそう。